BIOSの設定

動作確認



入出力機器の接続が完了したら、BIOSを設定する前にパソコンの動作確認をします。

(1)ケース裏に230Vと115Vの電圧切替スイッチがありますが、日本の家庭のコンセントは100Vですから、これに近い115Vにセットします。(間違えるとパーツ類が故障する可能性がありますので充分な注意が必要です)

(2)コンセントからの電源を差し込みます。

(3)主電源スイッチ『ー』はON、『○』はOFFですが、これをONにします。

(4)(1)〜(3)が終了後、ケース前面のPOWERスイッチをONにしパソコンを起動します。するとケース前面の電源のLEDランプが点灯し、マザーボードのスピーカが『ピポッ』と鳴ります。そして画面にBIOSの表示画面が表示されます。

(5)(4)の『ピポッ』音やLEDランプの表示或いはBIOSが表示されず画面が真っ暗のままである場合、組立てがうまくいっていませんので、再度各種のケーブル類の接続を確認する必要があります。


 (注)まだOSがインストールされていない時は自動的にBIOS画面が表示されますが、それ以外の時に強制的にBIOS画面を表示させるには下記のようにします。

POWERスイッチを入れ、「Press DEL to enter SETUP」と表示されたら、すばやく「Delete」キーを押すとBIOS画面が表示されます。(但し、BIOSによっては違うキーの場合があります)

BIOSとは

 BIOS(バイオスと呼びます)とは『Basic Input/Output System』の略で、パソコンに接続されたハードディスク・キーボード・ビデオカード等の基本的な装置を管理・制御するためのプログラムで、マザーボード上のCMOSと呼ばれるメモリの中に設定値が書き込まれます。
又、BIOSには『Award』と『Phoenix』と『AMI』の3大メーカがあり、それぞれの名称のBIOSが存在します。(但し、現在Award社はPhoenix社に合併され、Phoenix社がAward BIOSを製造しています)
又、メーカによってBIOS画面の表示方法・設定方法は異なります。
 

BIOSの設定

 それでは実際にBIOSの設定をしましょう。ここでは、AwardのBIOSを例に説明していきます。
尚、BIOSの設定画面はすべて英語表記になっており、設定値を選択するようになっていますので、下記のことを知っておくと良いでしょう。
    ・Auto    → 自動設定    ・Disable → 無効    ・Enable  → 有効

下記はAwardのBIOSの初期画面ですが、この段階ではマウスは作動していませんので、すべてキー操作で行います。

項目の移動

↑↓→ ← キー
決定 リターンキー(ENTERキー)
現在のメニューの終了・ページ戻り ESC キー
選択した数値の変更 +− キー


            (各項目をクリックするとその項目の詳細設定画面が表示されます)

CMOS Setup Utility - Copyright (C) 1984-2001 Award Software

 Standard CMOS Features

 Advanced BIOS Features

 Advanced Chipset Features

 Integrated Peripherals

 Power Management Setup

 PnP/PCI Configurations

 PC Helth Status
Frequency/Voltage Control

   Load Fail-Safe Defaults

   Load Optimized Defaults

   Set Password

   Save & Exit Setup

   Exit Without Saving

 

Esc  :  Quit                                                ↑↓→ ←  Select  Item
F10  : Save & Exit Setup
 

◆Standard CMOS Features
   標準的なCMOS機能を設定します。日付・時刻・IDE機器やFDDのタイプなどといった基本的なシステム・パラメータを設定します。
◆Advanced BIOS Features
   BOOTドライブの順位を指定する等、システムに関するより詳細な設定を行います。(多くの設定項目がありますが専門的で、実際に使用するのはBOOTドライブ位です)
◆Advanced Chipset Features
   チップセット機能の詳細を設定します。ここにはチップセットに依存する機能の設定項目が集められており、システム性能に密接に関連しています。(パソコンに相当強い人以外はここはあまり触らないほうが良いでしょう)
◆Integrated Peripherals
   接続された装置の有効・無効などを設定します。(初期設定のままで良いでしょう)
◆Power Management Setup
   電源管理の設定を行ないます。(初期設定のままで良いでしょう)
◆PnP/PCI Configurations
   システムに取り付けられたPlug and PlayやPCI拡張カードの環境構成の設定を行います。(通常は初期設定のまま変更する必要はありません)
◆PC Helth Status
   CPUの温度やFANの回転数などを制御します。又確認もできます。(初期設定のままでも良いでしょう)
◆Frequency/Voltage Control
   CPUやメモリなどのクロックや電圧を設定します。   


BIOSの設定が完了したら設定内容をCMOSに保存します。

 Save & Exit Setup ⇒ 設定を保存してBIOS画面を終了します。
 Exit Without Saving ⇒ 設定を破棄して前の状態のままBIOS画面を終了します。