例えば、ホームディレクトリー(ルートディレクトリ)japanの下にosaka及びtokyoというサブディレクトリがあり、osakaの下にsumiyosiというサブディレクトリがあり、各ディレクトリにHTML及び画像ファイル(GIF)が図のようにあった場合を例に説明しましょう。tokyoのpic3.gif
を相対パスで他のディレクトリから参照するには次のように指定します。
tokyoディレクトリ から
指定すると SRC=”pic3.gif”
japanディレクトリ から
指定すると SRC=”tokyo/pic3.gif”
osakaディレクトリ から
指定すると SRC=”../tokyo/pic3.gif”
sumiyosiディレクトリ
から指定すると SRC=”../../tokyo/pic3.gif”
japanディレクトリ
osakaディレクトリ
tokyoディレクトリ
sumiyosiディレクトリ
上記のように、同一ディレクトリ内の場合は、そのままファイルを指定するだけですが、親ディレクトリから子ディレクトリのファイルを参照するには、子のディレクトリ名の後ろに『/』をつけ、ファイルを指定します。
又、逆に子のディレクトリから親のディレクトリを参照するには、『..』で指定します。同階層の別のディレクトリから参照する場合も、一端その親ディレクトリに上ってから、該当の子ディレクトリに下がっていきます。従って、『..』で親に上がって、『/』で子に下がり所属するディレクトリを指定して、該当ファイルを指定します。孫ディレクトリの場合も同様に、一端、子に上がり更に親に上がってから、該当のディレクトリに下がっていきます。
プロバイダのサーバにホームページ登録する場合には、この相対パスの考え方は非常に重要になりますので、充分理解しておく必要があります。一見煩雑そうに見みえますがですが、『..』『/』の意味さえ理解すれば、割合簡単なことです。
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