HTMLの構造

インターネットでは、ＴＣＰ／ＩＰと呼ばれる通信プロトコルを使って、コンピュータ同士が会話をします。このＴＣＰ／ＩＰは、ＴＣＰ（ＴｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＣｏｎｔｒｏｌＰｒｏｔｏｃｏｌ）とＩＰ（ＩｎｔｅｒｎｅｔＰｒｏｔｏｃｏｌ）の２つのプロトコルから構成されています。ＴＣＰについては、ここでは触れませんが、データが相手に正しく届くように、データの送信手順を定めたものです。一方ＩＰはＩＰアドレス呼ばれるコンピュータの住所を示すものがありますが、このＩＰアドレスに基づいてデータが正しい宛先に届くように送信手順を定めたのもです。

このＩＰアドレスはネットワーク上のコンピュータ１台毎に１つのアドレスがつけられるようになっており、世界中のコンピュータ間でアドレスが重複しないようになっています。この割り当てを行っているのがＮＩＣという組織で、日本ではＪＰＮＩＣ（ＪａｐａｎＮｅｔｗｏｒｋＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＣｅｎｔｅｒ）が行っています。

ＩＰアドレスは３２ビットで構成されており、１３２．２０２．１３３．０３１といった人間にとって非常に分かりにくいアドレスになっています。これを人間にも分かりやすく表現したものがドメイン名と呼ばれるものです。

ＩＰアドレスがネットワーク上のコンピュータ１台毎に１つのアドレスがつけられるようになっていまので、ドメイン名も当然同じようになっており、世界中のコンピュータ間でアドレスが重複しないようになっています。又ドメイン名とＩＰアドレスは１対１で対応づけがなされていますので、人間がドメイン名を指定するとコンピュータではＩＰアドレスに変換して、コンピュータを特定する仕組になっています。

ドメイン名の例 ma5.seikyou.ne.jp （ホスト名．組織名称．組織種別．国）

URL（Universal Resouse Locator）というのは、インターネットで情報（Webページ）のある所在地を示し、サーバのドメイン名と組み合わせて下記のように構成されています。

ＵＲＬ名アクセス方法：//サーバのドメイン名/ディレクトリ名/ファイル名

ＵＲＬ名の例ｈｔｔｐ：//ｗｗｗ.ｎｔｔ.co.jp/index.html

ハイパーリンクを貼る時のアクセス方法は下記のように指定します。

HTTPサーバ → http://

FTPサーバ → ftp://

メールサーバ → mailto://

Telenetサーバ→ telnet://