 画像を扱うソフトは大別するとペイント系とドロー系とに分類することができます。
ペイント系ソフトは一般にお絵かきソフトとも呼ばれており、windowsに標準で付属しているペイントブラシはこれに該当します。特徴としては、パソコンの画面を構成しているドット（点）に色をつけることにより画像を表現します。従って、マウスやタブレット等で、紙の上に絵を書くような感覚で気軽に画像を描くことができますが、反面拡大したりすると画像がギザギザした感じになります。
また最近デジカメやスキャナー等の普及に伴いフォトレタッチという文字をよく目にしますが、これは写真等の画像を表示すると共に、加工・修正・合成したりするソフトのことで、やはりペイント系ソフトに含めることができます。（尚、画像の編集機能がなく表示機能を専門としたビュアソフトもペイント系ソフトといえます）
一方ドロー系ソフトというのは、直線や曲線、円や多角形等を数式的に組み合わせて、画像を表現するもので、図面を描く時に使用するＣＡＤソフト等がその代表的なものと言えます。ペイント系とは異なりドロー系のソフトは、データを数式で持っているため、拡大してもギザギザにはなりません。主にビジネス系の業務に使用されるソフトと言えます。
このコーナーでは、これからインターネットやデジカメ･イメージスキャナ等で、画像を扱いたいと思っている方のために、ペイント系ソフトについて、ご紹介をしたいと思います。（私を含め無料ソフトが大好きという方のために、この分野では数少ないフリーウエアを中心にご紹介します） （注）「フォト＝写真」に「レタッチする＝手を加える」という意味。 |
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