ハードディスク
CPUで処理をされたデータはメモリーに保存されていますが、電源を切るとデータは消えてしまいます。又、記憶容量も余りありません。そのためd多くのデータを長期間保存するには外部記憶装置というものが必要になりますが、その代表的な装置としてハードディスクがあります。又磁気的に記録することから磁気ディスクともいいます。 |
内蔵ディスクと外付けディスク |
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ハードディスクは本体ケース内に内蔵するかどうかで内蔵型と外付け型に分類されます。外付けのハードディスクは内臓ハードディスクの容量不足を補ったり、バックアップ用に使用される場合が多く、必ずしも必要という部品ではありません。又プリンター等の装置と同様、自作パソコンの製作完了後いつでも簡単に取り付けられます。これに対し内臓ハードディスクはパソコンにとって必要不可欠の部品で、データ類は勿論のこと、システムやアプリケーション等パソコンを動かすのに必要なプログラムも保存しておく必要があります。従って自作パソコン用のハードディスクとしては内臓型に絞って話を進めていきます。 (注)外付けハードディスクは、一般的にはUSBにて接続する製品が主流となっていますが、SCSI (スカジーと呼びます)接続もワークステーションなどでは使われています。 |
パソコンにハードディスクを接続するための規格 |
パソコンに内臓ハードディスクを接続するための規格として、IDEとSCSIの方式がありますが主流はIDEとなっています。 IDEというのは一般的な呼称で、アメリカ規格協会(ANSI)によって正式な規格としてATA規格が制定されました。IDEのハードディスクはBIOSによって直接制御できるので、SCSI等の方式に比べ簡易で低コスト化が図れるため、現在、内臓ハードディスクはIDEが主流となっています。初期のIDEではハードディスクのみを2台まで接続できるだけでしたが、その後改良されてEnhanced IDE(EIDE)という規格となり、最大4台迄のドライブを接続できるようになりました。この時にハードディスク以外の装置(CD-ROM等)もIDEで接続できるようになり、ATAPIという規格も制定されました。その後更にUltra ATA(UATA)へと拡張され、ATAPIはATA-4の規格の中に統合されました。ここまでのIDEはパラレル転送方式でありましたが、これをシリアル転送方式にしたものとしてSerial ATA(SATA)が登場しました。又、一般にIDEというのはこれらを総称した言い方のようです。 尚、Ultra ATAからハードディスクのデータ転送方式がDMAとなり、Ultra ATA/33のことをUltra DMA/33と呼ぶこともあります。 実際に販売されているハードディスクの仕様にも色々な表現が使われており、例えばATA-6の規格で、Ultra ATA/100という場合がありますが、UATA/100, ATA-100, UDMA/100, DMA-100とも呼ばれています。 以上、IDEの規格名称は非常に複雑でややこしくなっています。元々はハードディスクメーカが独自に決めた規格を統一しては、又独自にメーカが拡張を行い又統一するといったことを繰り返しているためです。私もIDEの規格体系を色々調べてみましたが詳細には理解できませんでした。理解できた範囲を纏めて図示すると下記のようになるのではないでしょうか。 (注)IDE : IntegratedDeviceElectronics DMA:Direct Memory Access (コンピュータシステム内でのデータ転送方式の一つで、CPUを介さずに各装 置とRAMの間で直接データ転送を行なう方式) |
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