自作パソコンの基本部品
 CPU  

 まさにコンピュータの性能(処理スピード)を決める最重要部品です。幾つかのメーカがありますが、代表的なものは『Intel社』のPentium(ペンティアム)とその廉価版であるCeleron(セレロン)があります。又『AMD社』にはAthlon(アスロン)とその廉価版であるDuron(デュロン)などがあります。(以下この2社のCPUを中心に記載)

CPUの処理速度


  CPUは処理速度が大切な要素ですが、CPUの処理速度とはどういうものでしょうか。一般にCPUの処理速度は『Hz(ヘルツ)』という単位で表現されるクロック周波数というもので表現されます。このクロック周波数は1秒間に何回命令を実行できるかを表しています。そして1秒間に命令を1回処理する早さを1Hzといいます。従って、800MHzの処理速度を持つCPUは1秒間に800×1,000,000=8億回の命令を実行する能力をもつCPUであるといえます。従って、このクロック周波数が大きいほど処理速度の速いCPUであるといえます。しかし、処理速度はクロック周波数だけで決まるものではなく、CPUに搭載されている2次キャッシュの容量やメーカ独自の技術などにより、同じ周波数でも速度が違ったりもします。一応処理速度の目安になるものと考えておくと良いでしょう。

CPUの種類(分類)


 CPUは形状により『スロット型』と『ソケット型』の2種類の型に分けられます。これはCPUを取り付けるマザーボードの取付口の形状により分けられています。カードを差し込むような形をしているものをスロット型といい、CPUの下面に四角い剣山のような多数の針がありこれを差し込むような形をしたものをソケット型と呼んでいます。従って、CPUの形状とマザーボートの取付口の形状が対応していないと取り付かないということになります。

  CPU (例) マザーボード取付口 (例)
ソケット

スロット

 この2種の取付口さえ考慮すればよいかというとそうはいかず、更にスロット型の取付口にはSlot1Slot2SlotAの3つのタイプがあります。Slot1とSlotAとは全く形状は同じなのですが全く互換性はありません。従ってCPUもそれぞれに対応したものを選択する必要があります。
又、ソケット型には更に多くのタイプがあり、Socket7Socket370Socket423Socket478SocketA等があります。
Socket以下の数字は当初登場した順番に連番で付けられていましたが、最近のもの(3桁の数字)はピンの穴数を表すようになりました。従って、CPUのピンの数も対応したものを選択する必要があります。但し、同じCPUソケットの形状であっても、各ピンに割り当てられる電気信号やBIOSの対応状況などが異なる場合もあるようなので注意が必要です。下記にマザーボードとCPUの大雑把な対応をまとめておきます。しかし、同種のCPUでも開発コードが異なったりや各種のクロック周波数のものがありますので、購入に際してはカタログをよく読み又店の人に確認を取る必要があります。

マザーボード

CPU

スロット型

Slot1 (Intel)  PentiumV ・ Celeron
Slot2 (Intel)  PentiumV
SlotA (AMD)  Athlon

ソケット型

Socket7 (Intel)   MMX Pentium
Socket370 (Intel)  PentiumV ・ Celeron
Socket423 (Intel)  Pentiu4
Socket478 (Intel)  Pentiu4 ・ Celeron
SocketA (AMD) Athlon ・ Athlon MP・ Athlon XP ・  Duron
(参考)     インテルCPUの歴史  AMDのCPUの歴史