ハードディスクの仕組及び領域の作成・フォーマットの必要性 |
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ここで少し、ハードディスク装置の構造について簡単に説明します。 ハードディスクは左上図のようにレコード盤のような円盤が複数枚円筒状に並んでおり、回転軸を中心に非常に高速で回転しています。この円盤に対しアームが伸びてきて、読み書きヘッドで円盤を同心円方向に磁化しながら情報を記録したり読んだりします。この時の同心円の一つをトラックといいます。又、トラックは複数のセクターで区切られており、このセクターが幾つか集まり一つの単位としたものをクラスターと呼んでいます。又、トラックの同じ位置を縦軸に見たものをシリンダといいます。 ハードディスク装置は1台で1ドライブとして使用することもできますが、区画(パーティション)をきって分割し、あたかも複数のドライブがあるかの如く使用することができます。このように区画をどのように分割するかを決めるために領域の作成します。しかし、ハードディスクは領域を作成しただけでは使用できるようにはならず、更にこの領域を区画毎にフォーマットする必要があります。フォーマットすることにより、ファイルシステムが決定され、クラスター数や管理領域が決定されます。このファイルシステムというのはファイル名や位置を管理する方式で、大きくはFATとNTFSの2つの方式があります。 FATはWindows98/Meで使用されていたシステムで、FAT16やFAT32 などがあります。それぞれ最大管理容量が異なります。 NTFSはファイルのセキュリティ面を強化したシステムで、Windows2000/NT/XPで使用されています。Windows98/Meでは使用できません。尚Windows2000/NT/XPはFAT32も使用することができます。
(注)フォーマットするとハードディスクに入っているデータはすべて消去されますので注意が必要です。
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領域(パーティション)の作成・フォーマット |
ファイルシステムが二通りあるように領域の作成・フォーマットにも、二通りの方法があります。 |
FDISKでの設定例
起動ディスクをAドライブにセットしてパソコンに電源を入れると
下記の画面が出てますので『2』を選択します。
Microsoft Windows Millennium Startup Menu ----------------------------------- 1.Help |
この後、キーボードの種類に関する設定がありますので、
自分のキーボードに合わせて指示通り入力します。
DOSの画面になり、A>となりますので、FDISKと入力して
FDISKプログラムを起動します。
A>FDISK |
暫く画面の指示通り入力すると(中略)下記の画面が現れます。
この画面がメインニューとなりますので、この画面を中心に各種
の処理を行います。(現在はAの方式が中心となっていますので
@の詳細は省略します)
ハードディスクセットアッププログラム (C)Copyright Microsoft Corp. 1983 - 1998 DISK オプション 次のうちからどれか選んでください: 1.MS-DOS 領域または論理
MS-DOS ドライブを作成 どれか選んでください:[1]
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WindowsXPのCD-ROMでの設定例
CD-ROMがBOOTドライブになるようにBIOSのFirst
Boot DeviceをCD-ROMに設定します。 (詳細はAdvanced BIOS Featuresのページを参照) BIOSの設定が完了したら、WindowsXPのCD-ROMを入れ、再起動するとWindowsXPのCD-ROMを読み込み、セットアッププログラムがスタートします。画面指示に従って回の画面を処理します。 セットアップの開始画面 → ライセンス契約画面 → キーボードの設定画面 ENTERキー 同意なら「F8」 日本語キーボードなら「半角/全角」キーを押します。 上記の処理が完了すると、下記のパーティションを作成する画面が表示されます。 今200GBのハードディスクがあると仮定しましょう。画面の数字は未使用領域が200GBとなっていますが、1MBバイトは1024Bであるため、実際にはこれより少ない表示になります。ここでは分かりやすくするため数字を変えています。 下記画面で未使用領域は現在200GBあります。この未使用領域にパーティションを作成するためには、未使用の領域を選択し「C」キーを押します。(この画面で間違えて「Enter」キーを押すと、ハードディスクの分割はしないで全領域を一つのパーティションとしてフォーマットし、WindowsXPのインストールに進みますので注意が必要です。) |
Windows XP Home Edition
のセットアップ ================================ 次の一覧には、このコンピュータ上の既存のパーティションと未使用の領域が 上下の方向キーを使って、一覧からパーティションを選択してください。 ・ 未使用の領域にパーティションを作成するには、C キーを押して下さい。 ・
選択したパーティションを削除するには、D
キーを押して下さい。
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「C」キーを押すと下の画面が表示されます。最小〜最大サイズ迄の値で、「作成するパーティションのサイズ」に(MB)単位で入力します。ここでは60GBとするため60000と入力します。 |
Windows XP Home Edition
のセットアップ ================================ 200000 MB ディスク 0 Id 0 (バス
0 atapi 上) [MBR] に ・
新しいパーティションを作成するには、サイズを入力して
Enter キーを ・
パーティションを作成しないで前の画面に戻るには、ESC
キーを押して 新しいパーティションの最小サイズは
8 MB です。 |
上記の画面でENTERを実行すると、下記の画面(一つ前の画面と同じ)が表示されます。パーティション1として60GBの領域がCドライブに割り当てられています。未だこの段階ではフォーマットはされていません。未使用領域が140000MB残っていますので、上記と同様に更にパーティションを割り付けていきます。 |
Windows XP Home Edition
のセットアップ ======================================== 次の一覧には、このコンピュータ上の既存のパーティションと未使用の領域が 上下の方向キーを使って、一覧からパーティションを選択してください。 ・ 未使用の領域にパーティションを作成するには、C キーを押して下さい。 ・
選択したパーティションを削除するには、D
キーを押して下さい。
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上記割付を繰り返し、最終的に3つのパーティションを作成したのが下記の状態です。未使用領域の8MBはシステムが必要なエリアでユーザは使用できません。 次にCドライブをフォーマットし、Windows XPをインストールするわけですが、カーソルでCドライブを選択し、ENTERキーを押します。 |
Windows XP Home Edition
のセットアップ ======================================== 次の一覧には、このコンピュータ上の既存のパーティションと未使用の領域が 上下の方向キーを使って、一覧からパーティションを選択してください。 ・ 未使用の領域にパーティションを作成するには、C キーを押して下さい。 ・
選択したパーティションを削除するには、D
キーを押して下さい。
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下記の画面が現れますので、下記のNTFS ファイル システムを使用してパーティションをフォーマットを選択します。 はじめてフォーマットする時は(クイック)は使用できません。又、FATを使用しても構いませんが、上記でも記載しましたように、Windows XPではNTFSが最適です。次にENTERキーを押し、次の画面で「F」を押すと、フォーマットが始まり、完了後自働的にWindows XPのインストールが始まります。 (インストールについては画面指示及びマニュアルに沿って行ってください) |
選択されたパーティションはフォーマットされていません。このパーティション をフォーマットします。 上下の方向キーを使ってパーティションのファイル システムを選択し、Enter キーを押して下さい。 Windows を別のパーティションにインストールするには, Esc キーを押し てください。 NTFS ファイル システムを使用してパーティションをフォーマット (クイック) FAT ファイル システムを使用してパーティションをフォーマット (クイック) NTFS ファイル システムを使用してパーティションをフォーマット FAT ファイル システムを使用してパーティションをフォーマット |
以上で、Windows XPのインストールが完了です。
D・Eのドライブは未フォーマットのままですので、これらのフォーマットはWindows XPを立ち上げてから行います。 「スタート」メニューから「マイコンピュータ」を右クリックして、表示されるメニューから「管理」を選択してください。 すると下記の画面が現れますので、ディスクの管理を選択し、D・Eのフォーマットを行います。(詳細略) |